ITパスポート試験の難易度★★

ITパスポートを会社に通いながら60日でサクサク通過する「ぬるい日記」

コンピュータ内のデータ2進数(ITパスポート)

 

データの中身はどうなっているのか?

コンピュータのデータは2進数で出来ている。

 

2進数とは?

一般的につかわれている数字は10進数といい9の次は10と桁が上がってゆく、次に上がるのは99の次で100になる。

 

ところが、2進数は「0」の次は「01」その次は「001」という感じで桁が上がってゆく。

 

なぜそうなるのか?

2進数は2乗の世界だからである。

 

つまり、1✕2の何乗という書き方をする、左から最初の値は1✕2の0乗から始まり、10進数の「1」を表す。

 

左から2番めは1✕2の1乗つまり10進数の2である。

「2」とは書かずに「1と0」と書く。

つまり「10」が2進数のになる。

 

右から3番目は1✕2の3乗となる。

 

え?

と思うのは無理もない、普段の数字の感覚とは別の進み方をするからだからだ。

 

では、2の2乗はどうなるか?

2✕2✕2=8となるが表示のしかたが違う。

「100」となる、

なぜか?

これを100(百)と読むから分からなくなる。

 

イチ・ゼロ・ゼロと読む 

 

2進数はさいしょから決まっている数字を、右から順番に並べているだけ。

 

例えば:「1111」は

一番右は「1」二番目は「2」三番目は「4」四番目は「8」ときまっており、これは絶対に変わらない。

 

つまり、1111と見た瞬間に8+4+2+1と考える、答えは15。

なので見た目で「15」と覚えてしまう方法もある。

 

ただし、途中に0が入る時は注意!!

 

2進数は覚える必要あるの?

ITパスポートを目指す人はその先に色々な資格が存在する、「そこまでやらない」と思うかもしれないが、インターネットを始めネットワークやその他の学習で社会に関わる度に出てくるので、確実に覚えておこう。

 

根本的な疑問として、

2進数の最初の数字はなぜ1となるのか?

 

1✕(2✕0)二の0乗だからである。

 

2進数の全ての位は「1✕2の数乗」となるか又は、「0✕2の数乗」となる。

では、101はいくつか?

 

数式で表すと右から見た場合、

1✕2の2乗と0✕2の1乗と1✕2の0乗となる。

 

答えは、4と0と1になるので「5」になる。

 

101=5と覚えるのもいいが、限界もあるのでやはり計算方法は覚えておいたほうがよい。

※ちなみにコンピュータは見た目で覚えて電流のON/OFFを行う。

 

10進数を2進数にする計算方法

103を2進数に変換計算してみよう、

まず、

103をとにかく「」で割る。

え?割れないよ。

 

たしかに、割れない。

そこで、割れない時は1を引くと割れる。

つまり、102割る2は51になる。

 

この時、1を引いたので覚えておくために一番右に「1」と書く。

 

・103÷2=と51

 

次に、51を2で割る

割れないのでまた1を引く

51から1引いたので50を2で割る。

25になる。

・51÷2=と25

 

ここで1を引いたので覚えておくために、また1を書く。

さっきの1と今回の1をつづけて、11となる。

 

 

さらに25を2で割る。

割り切れないので再び1を引く。

・26÷2=と12

1を引くのは3回目なので、

111と書いておく。

 

次に12を2で割るこんどは割り切れるので1を引かない、だから、0と書く。

0111と書いておく。

 

次に、6を2で割る、割り切れるので1を引かないので、0と書く。

00111と書いておく。

 

次に、3を2で割る、割り切れないので1を引くので1と書いておく。

100111と書いておく。

 

最後に1がのこった、1を2で割り切れないので、1を引いて0にする。

1を引いたので1を書いておく。

すると、

1100111となる。

完成!

これが、103を2進数で表した形となる。

 

まとめると、

(103−1)÷2 右から1

(51−1)÷2  右から11

(25−1)÷2  右から111

 12÷2     右から0111

 6÷2      右から00111

 (3−1)÷2  右から100111

 (1−1)    右から1100111

   

最初と最後が分かりにくいかもしれませんが、

とにかく割れなくなるまで割る。

 

この場合2進数の計算は

64+32+0+0+4+2+1と読む。

 

2進数は1と0しか表記しないので、

1100111となりますが。

 

数字の決まりは次のような順になっています。

 64・32・16・8・4・2・1

 1・1・1・1・1・1・1

この場合全部を足して、128となります。

 

 右から順番に

「0・2・4・8」と倍数ごとに増えてゆく。

 0の部分は1✕(2の0乗)と考えるのが肝心、つまり「1」。

2の部分は1✕(2の1乗)と考える、つまり「2」。

4の部分は1✕(2の2乗)て考える、つまり「4」。

 

こので「1✕」とあるが該当が無い場合は「0✕」とすることも同時に覚えておかないと数字が合わない。

 

 

では、最後に次の2進数を10進数に直すとどうなるか?

 

1・1・1・1・1・1・1・1・1は?

256・128・64・32・16・8・4・2・1と訳す。

 

そして、全部足し算をする。

答え:511

 

実にシンプルなのだが間違い防止に計算機は必要かも。

 

 

次回は恐怖の16進数についてサクッと覚えます。